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ずいぶんと青臭い夢をみた

(気をつけて!長文です)


身体や脳は今の自分



時は中学生

んで

学芸会とか学祭とかのクラス対抗の演劇の本番前夜ぐらい。

みんな汗まみれで

誰一人としておちゃらけた人がいない


どうやら、クラス全員で無理を承知で1ランク上のダンス演目に挑戦した設定のようだ。


僕が二十歳の時に働いていた50歳ぐらいのオイカワさんも同級生

オイカワさんが『あきらめんなって!!』と大粒の涙を流して、挫折しかかっている同級生たちを鼓舞。

でも、、

オイカワさんの声がドラえもんソックリで(これは本当:笑)僕はみんなの緊張をほぐす意味で

『できないよぉ~』とノビタ君の声真似をした。


これに

クラス一同がぶちぎれた・・・


非常識だの不真面目だの、転校生のくせに生意気だの、顔が白いだの、

挙句の果てにはお前の親父の顔は怖すぎるだの、、


僕は泣いた。

チャンピオンのジャージの右ソデが色が濃くなるぐらいに泣いた。。

今思い出すと、下のジャージはチャンピオンじゃなかった。。


突然

『おい!おまえら!!キスしてたべ!!』


と声が聞こえた。

体育館の壇上の横の

あずき色のカーテンがグルグル巻きになっている陰に

2人の人影が見える。


夢でもし逢えたら 素敵なことね
あなたに逢えるまで 眠り続けたい

あなたは わたしから遠く離れているけど
逢いたくなったら まぶたをとじるの

夢でもし逢えたら 素敵なことね
あなたに逢えるまで 眠り続けたい


クラス全員で合唱が始まった

ステージには


白い手袋をはめ、ガングロの


小学生の時に両足が不自由だけど普通の学校に通いたいと、

お母さんに送り迎えをしてもらいながら、

時には自分で松葉杖で廊下を歩く事に挑戦してた彼女がいた。


(*車椅子で学校を行動する姿に、猿の脳みそ以下の僕や友達は転校してきた彼女にキャッキャとチョッカイをかけていたのだが、めっぽう打たれ弱い子だったので、ずいぶんとヒドイことをしたなと、子供ながらにブルーになって、それを謝れず彼女は転校していった・・)



彼と彼女はステージで輝いている

彼は1本のスタンドマイクに心をぶつけるように歌う

溶接の時にでも使えそうな、でかいサングラスの奥から、涙がこぼれているのがわかる。


彼女は小さい頃から使ってきたであろうボロボロの松葉杖で立ち一生懸命踊っている

この日の為にピカピカに磨いた、ボロボロの松葉杖いや、もはや彼女の両足だろう


不恰好な彼の

けっして上手くはない歌声

ゴツゴツと床を鳴らしながら1つ1つを精一杯踊る彼女


クラス全員がコーラス隊になり

夢ならではだが、

この全てのいきさつが演劇だったという終わり方。

来賓の父兄、各関係者、近隣の中学校の生徒達から鳴り止まない拍手。



担任の先生がやってきて

彼と彼女がこれからの人生で苦しいことや困難に立ち向かったとき
今日の事を思い出し、勇気と自信、そして1人じゃないということを忘れないように
もう一度

もう一度大きな拍手をしてあげてください


と頭を下げた。



すると

間髪いれず


が担任に近寄り



『大丈夫っす!頭ぁあげてくださいっす!俺ら、もう、弱くなんかないっすから!』



この言葉に客席から

『今日のお前さん、ピカイチだよ!』

『歌、聞かせてくれよ!』と大声援。



『あざーす!』

『あ・ざーーーーす!!』


と甲高い声で

深々と頭をさげ

エックスは再び歌い始めました。


次、来店したときに、

・なぜ足の不自由なあの子を狙ったのか?
・ステージ衣装は自前か?
・カラオケの持ち歌に[夢で逢えたら]はあるのか?

そこらへんを深く深く

追求していこうと思います。


長文

ありがとうございました。

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